【正直不満】産前休暇制度に対して物申す【改善策】

マタニティ

妊娠する前は、産前休暇制度について深く考えたことがありませんでした。

法律で決まっている制度だし、きっと妊婦さんのことを考えて作られているんだろうと思っていました。

でも、実際に妊娠して働きながら過ごしてみると、「本当に妊婦の身体を基準に考えられた制度なのだろうか」と感じることがたくさんありました。

もちろん、現在の制度によって助けられている方も多いと思います。(私も助けられてはいます)

その上で、一人の妊婦として感じた「こうなったらもっと良いのに」をまとめてみたいと思います。

1. 産前休暇の開始時期が遅すぎる

現在の産前休暇は、出産予定日の6週間前、つまり妊娠34週から取得できます。

しかし、実際の妊娠後期は、お腹が大きくなり、息切れや腰痛、むくみ、頻尿などさまざまな不調が現れます。

出産が近づくにつれて身体への負担はどんどん大きくなり、日常生活を送るだけでも大変になります。

それにもかかわらず、「34週までは働くことが前提」という制度には違和感があります。

個人的には、もう少し早い段階から産前休暇を取得できるようになってほしいと感じています。

しゅんしゅん
しゅんしゅん

例えば、妊娠後期に入る28週~とかね。


2. 妊娠初期こそ休みやすくするべき

実は、私が妊娠期間で最も体調的につらかったのは妊娠初期でした。

つわりでまともに食事ができず、通勤だけで精一杯の日もありました。

しまいには、2か月ほど仕事を休んでいます。

流産リスクも高い時期でありながら、まだ周りに妊娠していること伝えにくい時期でもあるため、多くの人が無理をして働いています。

一方で、安定期に入ると比較的体調が落ち着く方も少なくありません。

もちろん個人差はありますが、

  • 妊娠初期は休む
  • 安定期は働く
  • 妊娠後期は再びしっかり休む

という仕組みの方が、妊婦の身体の変化に合っているのではないかと思います。


3. 妊婦の通勤負担をもっと減らしてほしい

特に都市部の満員電車は、妊婦にとって大きな負担です。

妊娠初期は、妊婦であることが見た目で分からないため、マタニティマークを付けていたとしても席を譲られることは少なく、つわりで気分が悪くても出社しなければなりません。

転倒や接触への不安もあります。

在宅勤務が可能な職種については、妊娠中は原則在宅勤務を選択できるような制度があってもよいのではないでしょうか。

少子化対策を進めるのであれば、まずは妊婦が安全に働ける環境を整えることが重要だと思います。


4. 産前休暇は「権利」だけでなく「義務」にしてほしい

現在の産前休暇は権利として保障されています。

つまり、「34週から休んでもいいけど、出産までの間働ける人は働いていいよ」というものです。

権利だから当然34週から休めるものだろう、と妊娠前は思っていました。

しかし実際には、

「周囲に迷惑をかけたくない」

「引き継ぎが終わらない」

「休みにくい雰囲気がある」

といった理由で、無理をして働く方もいます。

そのため、一定の週数以降は原則として休暇に入るような制度の方が、母子の安全につながるのではないかと思います。

「休んでもいい」ではなく、「安心して休める」ことが大切だと感じます。


5. 妊婦健診のための休暇をもっと取りやすくしてほしい

※少し産前休暇から外れます。

妊娠中は定期的な健診が欠かせません。

しかし職場によっては有給休暇を使ったり、周囲に気を遣いながら休んだりする必要があります。

妊婦健診は個人的な用事ではなく、母子の健康を守るために必要なものです。

妊婦健診は趣味で通っているわけではないので、「有給休暇を消費しなくていい」「休んでもボーナスには響かない」など考慮があってもいいのでは?と考えます。

健診のための時間が、もっと当たり前に確保される社会になってほしいと願います。


6. 「妊娠は病気じゃない」という言葉に違和感がある

※少し産前休暇から外れます。

妊娠は確かに病気ではありません。

しかし、病気ではないからといって楽なわけでもありません。

つわり、貧血、腰痛、睡眠不足、身体の重さ、不安。

人によっては入院が必要になることもあります。

「病気じゃないから頑張れるよね」という空気ではなく、

「病気ではないけれど、大変な状態だよね」

という理解が広がってほしいと思います。


7. 最後に

少子化対策というと、給付金や保育園の話が中心になりがちです。

もちろんそれらも大切です。

しかし私は、まず「安心して妊娠できる社会」を整えることが先ではないかと思っています。

妊娠して初めて分かったのは、子どもを産むということは、想像以上に身体的・精神的な負担を伴います。

だからこそ、「産んでほしい」と言うのであれば、まずは妊婦が安心して休み、安心して働き、安心して出産できる環境を整えてほしい。

それが本当の意味での少子化対策ではないでしょうか。

これから暑い季節に入ってきて、ますます妊婦さんは大変になることだと思います。

どうか、無理せず、お仕事をされていない方も、無理せずにゆっくり自分と赤ちゃんのことだけを考えて過ごしてください。

それでは、すべての妊活戦士&ママに幸あれ!

※これは制度への批判というより、実際に妊娠を経験した当事者として「もっとこうなったらいいのに」と感じたことをまとめたものです。

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