妊活を始めてしばらく経った頃に、満を持して、卵管造影検査を受けました!!!
本来は妊活始めたらすぐにでも検査した方がいいとは思っていたのですが、痛いのが嫌で検査を受ける前に授かればいいなと淡い期待を抱いており、検査が遅くなりました…。
このページでは卵管造影検査の体験談を話したいと思います。
そもそも、卵管造影検査とは?何のための検査?を知りたい場合は↓以下をどうぞ。
1. 期待大のゴールデン期
「とにかく激痛」「人生で最も強い痛みだった」等々、調べれば調べるほど怖い情報が出てくるのが、卵管造影検査。
ただ、同時に検査後3-6ヶ月は妊娠率がアップするという「ゴールデン期」なるものに突入するという事実もあります。
実際、卵管造影検査後のゴールデン期に妊娠したという人の体験談もネットで多く見かけました。
痛みを我慢して妊娠率を上げることができるのであれば、背に腹は代えられないですよね。
私の場合、検査を受けた1周期目は残念ながら妊娠には至りませんでしたが、2周期目に人生初の陽性反応を見ることができました。
その周期の記事はこちらです。
ゴールデン期、ありがたや…。
2. どっちを選ぶ?水性 or 油性
さて、私が通っているクリニックでは、油性と水性の両方が選択肢としてありました。
油性・水性のそれぞれのメリット・デメリットがわかりやすくまとめられた記事はこちら
私が軽く調べた結果、油性の方が妊娠率が高まるという記事もあれば、どちらも妊娠率に有意な差はないという記事もあり、ネットの情報だけではどちらが良いのか決めかねました。
さらに、検査にかかる日数も油性と水性では異なります。
油性の場合は1日目が検査、2日目に造影剤の拡散の様子を見るため、2日間通院が必要です。
その時期、仕事が立て込んでおり出張も重なっていたため、なかなか会社を休めない状況にありました。
そのため、最初は水性を選ぼうかと考えていました。
また、卵管造影検査は生理が終わってから排卵するまでのわずかな期間(28日周期の場合、14日目に排卵すると考えると生理終わり8日目ごろ~13日目ごろ)にしか実施できません。
その数日を逃すと、次の月の検査になってしまいます。
私は次の月に検査を回すことも考えましたが、やはり一周期も無駄にしたくないという思いが強く、最終的にお医者さんに意見を仰ぐことにしました。

うちのクリニックでは、油性の方がわずかに妊娠率が高いかな。ただ、水性しかできない患者さんは他にも不妊要因があることが多いので、単純な検査だけの比較は難しいけどね。

うーん、なるほど。だったら、油性のほうがいいかなあ
油性のデメリットも聞いた上で、気持ちが油性に傾きました。やっぱり妊娠率を上げたいですからね。
とはいえ、仕事の都合で、検査の翌日に造影剤の拡散を確認する通院が難しかったため、先生にダメ元で「1日空けて検査に行ってもいいか?」と尋ねました。
検査の翌々日に造影剤拡散のレントゲンを取るということですね。
先生からはOKをもらい、なんとか油性で検査を受けることが決まりました。
3. 痛いポイントは3つ
- 坐薬を入れる時
- バルーンを入れる時
- 造影剤を流す時
通常、3番目の造影剤を流す時が最も痛いと言われていますが、私は1番目の坐薬を入れる時が一番痛かったです(笑)。
しかも、看護師さんに坐薬を入れていただいたので、ちょっと恥ずかしかったです(笑)。
坐薬を入れてから30分待機。その後、バルーンを入れました。
バルーンを入れた後、プラプラと管が股からぶら下がった状態で、いよいよ最後の造影剤注入!
(スカート指定だったので周りからは見えませんよ(‘ω’)笑)
検査室に移り、注入が始まりましたが、まったくもって痛くなく、少し内側から圧迫されていると感じただけであっという間に終わりました。
さすが、うまいと評判の先生でした。
また、Twitterのフォロワーさんから「力を入れると痛くなるから、力を抜いてリラックスするべし!」とアドバイスを受けていたので、それも効果があったのかもしれません。
フォロワーさん、ありがとう!
ちなみに先生のやり方は、無理に造影剤を流し込むのではなく、体を右や左に傾けたりして造影剤を奥まで流し込む方法だったので、痛くなかったのかもしれません。
結果として、無事両方の卵管が通っているとの話を最後に診察で聞き、レントゲン写真と薬をもらって帰宅しました。薬は抗生物質です。
検査後は持参したナプキンをつけて帰宅しました。
この日はおそらく3時間ほどクリニックに滞在していました。
4. 検査後の辛さ
帰宅後、ナプキンを見てみると、油のような見た目の液体が数滴ついていました。また、その日のトイレでは尿と一緒に、油が数滴浮いていました。
そして、検査当時の夜、卵管が通っている安心感を得たのも束の間、急激な腹痛に襲われました。激痛過ぎてどこが痛いのかはっきり覚えていませんが、腸の辺りのような気もするし子宮辺りのような気もします。
痛過ぎて脂汗が止まらなかったですが、その日は無理やり寝ました。
検査翌日には少しマシになっていましたが、違和感が残る感じでしたので、1日安静に過ごしました。
そして検査翌々日。拡散状態の確認を行うために再度来院し、異常なしとのことで安心しました。
診察時に腹痛のことも伝えましたが、

今治っているのであればひとまず問題ないでしょう。
とのこと。
また痛くなるようなら連絡をしてと言われ、ついでに卵胞チェックをしてもらい、仲良しタイミングを教えてもらって帰宅しました。
この日は、レントゲン・診察含め滞在時間30分ほどであっさり終わりました。
5. 激痛に耐えて検査するべきか?
卵管造影検査は、痛みの度合いが人それぞれ異なり、私のように全く痛くない人もいれば絶望的に痛かったという人がいるほど、痛みの個人差が大きい検査です。
しかし、この検査を受けることで、卵管の詰まり具合などがわかり、自然妊娠がそもそも可能かどうか知ることが出来ます。これは、今後の妊活の方向性を左右する重要な検査だと個人的に思います。
もし迷っている方がいれば、早めに受けることをお勧めします。
それでは、妊活戦士に幸あれ!