流産後、最初の生理が終わり、いよいよ妊活を再開する時がやってきました。
正直、すぐにでも授かりたい気持ちと、また育てられなかったらどうしようという不安、さらに理由のわからない謎の焦り…さまざまな感情が入り混じっていました。
それでも、夫婦として「とにかく前に進みたい」という気持ちが強く、一周期一周期を大切にしようと、この周期から本気で妊活に取り組むことにしました。
そして結果として――本当に奇跡のようなことが起きました。
流産後一周期目で妊娠することができたのです。
自己流妊活でできる限りのことをやろうと夫婦2人で実践していたので、いくつかご紹介します。
1. 基礎体温を測る
妊活を本格的に再開するにあたり、まず基礎体温をつけ始めました。
これまで測っていなかったのですが、きちんと高温期と低温期の二層に分かれているか、高温期の体温は十分か、排卵のタイミングはいつかなどを知りたくて、始めました。
ちなみに私が使っていた基礎体温計はこちら。
おしゃれなので朝から気分良く使えましたし、ベッドのそばに置いても違和感ないです。
そして、実際に妊娠した周期の基礎体温表はこちらです。

この表を見ると、インプランテーションディップ(着床ディップ)の傾向が見えませんか??
インプランテーションディップとは…(ChatGPTによると)
定義: 排卵後、高温期が続く中で、一時的に体温が下がる現象
時期: 通常、排卵から**7〜10日目(DPO7〜DPO10)**に現れることが多い
原因: 受精卵が子宮内膜に着床する際、ホルモン(特にエストロゲン)の一時的な変化で体温が下がると考えられています
私の場合、画像の左端がおそらく排卵日で、そこから10日後に1日だけ36.7℃を下回りました。
インプランテーションディップにしては平均より遅いし下がり方も地味だから違うのかなとも思いつつ、これ以降36.7℃を下回っていないので、もしかしたら、という感じです。
こうした変化を見るのも楽しいので、基礎体温を測り始めて本当によかったなと思いました。
2. シリンジを活用
「シリンジ」
これはもう言わずもがな天才の発明品です。
プレッシャーや日々の仕事、家事の疲れで大切なタイミングの日を逃すくらいなら、こういう文明の利器は活用するしかないなと…
夫は最初は抵抗がありましたが、今やすっかりシリンジの虜です。(笑)
私が使っていたのは天下のTENGAの商品です。
シリンジについて詳しく書いた記事がありますのでご興味のある方はこちらもぜひご覧ください。
3. 排卵検査薬を活用
排卵検査薬は、私の使い方があまり良くないのか?陽性になったことが一度もありません。
ちなみに排卵検査薬として有名なこちらの商品を使っていました。
排卵日前日に薄く二本線にはなりましたが、コントロールより濃くなることは今まで一度もありませんでした。
病院で排卵済みの確認はとれていたので、「排卵していないのでは?」という不安はなかったものの、あまり不安になられる方は逆に使われない方が精神衛生上いいかなと思います。
4. 自己流妊活フルコンボで陽性!
自己流妊活としては、基礎体温×シリンジ×排卵検査薬(×病院での排卵チェック)と、フルコンボで頑張りました。
その甲斐あって、この周期にもう一度赤ちゃんがお腹に来てくれたことは本当に嬉しかったです。
また、卵管造影検査をしてから半年経っていなかったので、効果が残っていたのかもしれません。
卵管造影検査について詳しく書いた記事はこちらになります。
回復期に身体の改善や心のケアなども積極的に行ってきたので、それも流産後一周期目で妊娠という良い結果につながったのかなと思います。
まさか、1回目の生理で妊娠できると思っていなかったので大歓喜でした。
ネットでも「一周期目で妊娠した」という方を見かけていましたが、まさか自分も…という気持ちです。
5. 生理の始まりかと勘違いした着床出血
この周期では、着床出血を経験しました。
D23、おそらくH11で墨のような茶色っぽい出血が一滴だけありました。
当初は「生理前の茶おりかな?」と思いましたし、流産後の生理は出血量が多かったので、「まだ完全に子宮が回復してないのかも」と考えていましたが、まさかこれが着床出血だったとは。
都市伝説とも思っていた着床出血を自分が体験するとは本当に驚きでした。
6. 最後に
とにかく嬉しい気持ちでいっぱいでしたが、同時に不安もありました。
「どうかこの子を無事に産めますように」と、祈る日々でした。
同時に、妊活を最初からギア全開で再開して、本当に良かったと心から思います。
宿ってくれて、本当にありがとう。
夫婦にまた、笑顔が戻ってきました。
それでは、すべての妊活戦士に幸あれ!