今回のブログの内容は、流産の兆候はあったのか?の観点で書きたいと思います。
※このページでは、センシティブな内容を扱っています。
ご自身の気持ちを大切にし、読むことに不安を感じる方は、無理をなさらず閉じてください。
1. 流産の兆候はあったのか?
結論からお伝えします。
「その時点では、何の兆候も感じていませんでした。」
ここで大事なのは、「その時点で」ということです。
過去の記事にも書いたように、当時は本当に自覚症状がなかったのです。
だからこそ、病院で突然知らされる現実が怖いのです。
↓詳しくはこちらの記事で。
妊娠の兆候やつわりには個人差があります。
私自身、初めての妊娠では、異変に気づくことはとても難しかったです。
けれどその後、奇跡的にもう一度妊娠することができ、現在は安定期を迎えています。
2度目の妊娠を経験することで、初めて見えてきたことがたくさんありました。
今回は、それを以下の2つの観点からお伝えしていきます
- エコー画像から見える違い
- つわりの違い
2. エコー画像から見える違い
最初の妊娠では、エコーで赤ちゃんを見るだけで感動していました。
けれど次第に、「赤ちゃんの大きさは週数に合っているのかな?」という不安も出てきました。
そこで私は、このサイトを使ってました。

Xのみんながよく使っている、胎嚢(GS)や頭殿長(CRL)の大きさが週数相当なのかを確認できるサイトです。
私の記録では、5w6d・6w6d・7w6dのエコーで、計測したGSもCRLはすべて「標準エリア内の最低値付近」でした。
(排卵検査薬やおりものの様子から、週数に大きなズレはないと思います)
それでも私は、
「ネット上には私より小さいけど出産できた人もいる」
「心拍が確認できてるから大丈夫。先生もそう言っていた」
と、自分に言い聞かせていました。
でも、悪い予感が当たってしまいました。
そもそもGSやCRL自体が絶対的に小さかったのはその当時から気付いていたことですが、2回目妊娠時のエコーと見比べてみて、明らかに違うなと後から気づいた点がありました。
それは、**「胎芽に対して、胎嚢のサイズが小さく見える」**という違和感でした。
実は1度目と2度目の妊娠、偶然にも同じ7w6dに診察を受けており、エコー画像を見比べることができました。
1回目の妊娠、私が通っていたクリニックでは、
- 5w6d:胎嚢のみ測定
- 6w6d:胎芽のみ(心拍確認)
- 7w6d:胎芽のみ(心拍確認)
といった測定方針だったため、胎嚢と胎芽の比率は数値では残っていません。
けれど、画像で比較すると一目瞭然でした。
1回目の妊娠では明らかに、胎芽が窮屈そうに見える印象だったのです。
その比較画像がこちらです。
↓エコー写真が出ます。

上が1回目、下が2回目の7w6d時点のエコー画像になります。
赤丸で囲っているのが胎芽(CRLは青字で記載)です。
上の前回の妊娠時の画像、胎嚢が小さいのは分かりますでしょうか?
異なる病院で診てもらっているためエコーの機械も違い、少しわかりづらいですが、胎嚢は胎芽の周りにある薄く黒っぽい部分です。
対して、下の今回の妊娠のエコーでは、胎嚢が胎芽に比べて明らかに大きいことがわかります。
CRL自体の大きさは2mm差でそこまで変わらず、2回目妊娠時も相変わらず標準エリアギリギリだなあと思っていました。
しかし、エコーの印象がだいぶ違います。
胎嚢の大きさが全然違うのです。
1回目の時のほうが、狭そうに感じませんか?
実際、GS-CRLの値が5mm未満だと、流産率が43.7%と、差が大きい人に比べて優位に高くなる結果が出ているようです。
以下2つの記事を読んで、私はそう判断しました。


それでも、約半数が流産しないのだから、これだけで予測はできないし、これを見て不安になる必要もないとは思います。
私が、逆側の約半数に当てはまってしまった、という話になります。
3. つわりの違い
妊娠2回目は、5週後半から猛烈な吐きづわりと食べづわりが始まり、仕事に行くのもままならず、ほとんどベッドの上で過ごすことになりました。
一方、妊娠1回目は、やんわりとした食べづわりが5週後半から始まったものの、通常通りの生活を送れていました。
つわりと流産の関係に関しては様々な意見がありますが、こちらのサイトでは、つわりがあると流産しにくいということを産婦人科医の先生が言及されています。
実際、私もそれが当てはまった形になります。

3. 最後に
繰り返しになりますが、こちらのページを見られる方は、まだ妊娠初期で不安に思われている方が多いかもしれません。
しかし、ここで書いたのはあくまで私個人の経験に過ぎません。
これはすべて私が当てはまっただけであり、「同じ状況でも、何ごともなく出産される方のほうが多い」とも言えます。
どうか、心配しすぎず、ドンと構えてください。
私は、1回目の妊娠で悲しくも赤ちゃんとお別れしてしまったときに出会ったこの言葉を胸に、2回目の妊婦生活を送っています。
妊活戦士に幸あれ!